子ども絵画交流展

子ども絵画交流展

浜松市とスイス・ベルン市の子ども絵画交流展は、「あなたにとって大切なもの ~食と環境~」がテーマの浜松市とスイス・ベルン市の小学生を対象とする絵画の公募展です。
2010年の第1回より絵の公募・展示を通じた浜松とベルン両市の絵画交流を目指してきた当展ですが、今年は昨年来の感染症の影響により、残念ながら浜松市児童作品のみでの開催となりました。

「第11回 浜松市とスイス・ベルン市の子ども絵画交流展」には、計193点のご応募をいただきました。
その中から入賞作品14点を選出しましたのでご紹介します。

入賞作品一覧

ほそえのみかん
浜松市長賞ほそえのみかん
おいしいみかんがたべられて、うれしい気もち。
小学2年道野 湊
〈講評〉大きな4つのミカンと、その後ろでミカンを前にして喜んでいる男の子の顔。丸い目が、大きな美味しそうなミカンへの驚きや喜び、目の輝きも感じさせてくれます。画面を対角線状に上下に分割して、2つの三角形を意識させて画面をうまくまとめています。ミカンのオレンジと空の青が補色となり、色と構図で迫力ある作品になっています。
ゴーヤサラダを作ったよ
浜松市教育長賞ゴーヤサラダを作ったよ
新せんなやさいはおいしいです。
小学3年永田 麻依子
〈講評〉ゴーヤサラダを作っている風景を描いてくれました。水彩画の特性である透明感やにじみの効果を生かして、ふたりの穏やかで温かい関係が伝わってきます。画面の右側の人物は半分だけしか描かれていないので「左手には何を持っているのだろう?」とつい想像してしまいます。
ホッカホカのさつまいも
浜松市美術館長賞ホッカホカのさつまいも
畑でとれた、おいしいさつまいもをはやく食べたいです。
小学4年松井 千景
〈講評〉いっぱい出来たさつまいも!収穫の時の楽しい思い出が伝わってきます。ふたつに割って「さあ食べる!」という手が描かれていて、皮の紫色が補色であるため、さつまいもの黄色を際立てています。あえて手だけの表現にして、ホカホカのさつまいもを主役にしている構図もすばらしい。芋を持つ作者の顔が想像できますね。
今日も残さずごちそうさま!
浜松市文化振興財団賞今日も残さずごちそうさま!
おいしい野菜や米を作ってくれた人、お肉や魚にも感謝を込めて。
小学3年白栁 晴基
〈講評〉左右非対称の目や口が不自然に感じられない・・・この表現でなければ、手を合わせて「ごちそうさま」をしている最高の笑顔は生まれなかったでしょう!「美味しかったよ」と感謝の気持ちを伝える作者の気持ちが伝わってきます。バックの黄緑と白のグラデーションも奥行きを感じさせ、見る人を引きつける力になっています。
おいもほり
平野美術館長賞おいもほり
おいもほりをしたよ。おおきくておいしかったよ。
小学1年山下 晏寿
〈講評〉サツマイモのツルを持って引き抜いているふたり。人物よりもサツマイモが大きく表現されていて、ビックリするほどの大きさであったことがわかります。水彩絵具のにじみの特徴を生かし、筆のタッチを残しながらバックの空間や土のフワフワ感を上手に表現しています。
いただきます!!
中日新聞東海本社賞いただきます!!
残さず食べるとみんな笑顔になれるよ。
小学1年上野 ひなた
〈講評〉お昼に美味しそうにカレーを食べる女の子!食事をするその表情や手の表現により、画面全体からワクワクする動きが感じられます。時計や窓を描いたことで、奥行きや時間の要素も加わり、1枚の絵から想像出来ることが広がっています。パステルと水彩絵具を上手に使った表現と色の調和(センス)に優れています。
ごちそうさまでした
静岡新聞社・静岡放送賞ごちそうさまでした
たべもの、しぜん、それにかかわる人にかんしゃしたいです。
小学2年伊藤 開星
〈講評〉目を閉じて、手を合わせて「ごちそうさま」と言う姿。周りにはトマトやキューリ、カボチャ、イチゴなどの野菜やくだもの、卵、ウナギなどいろいろな食材が人物を取り巻くように描かれています。頭の上部を描かないため、見る人の視線が手を合わせた両手にむかうことになり、食材への感謝の気持ちを訴える力となっています。
1さらにこめられた愛
K-mix賞1さらにこめられた愛
1さらにたくさんの愛がこめられていることを知って食べてほしい
小学4年後藤 麗
〈講評〉お皿に魚、肉、野菜が淡く薄い水彩絵具で描かれ、そこにペンを使って、食材を育てたり、収穫したりする人の姿が描かれています。農業や漁業、畜産業などで食材を作ってくれる人たちがいること、食材の裏には多くの人達が関わってくれていることが伝わる、メッセージ性の高い作品となっています。
カレーを食べよう
知久屋賞カレーを食べよう
カレーならニガテな野菜でも食べられるから食品ロスになりません
小学5年小倉 遼馬
〈講評〉夏野菜いっぱいのカレーがほんとに美味しそう!ご飯のお米の一粒一粒を丁寧に描き、そこにカレーのルーがしみ込んでいる表現が素晴らしいです。苦労して描いた様子が伝わってきます。画面をはみ出すような大胆な構図もいいですね!
家庭菜園
八百久賞家庭菜園
お父さんが育てている野菜を絵にしたかった。
小学5年川合 咲妃
〈講評〉お父さんが育てている野菜を絵にしてくれました。色鉛筆を使って、オクラ、トマト、キューリ、茄子などを丁寧に描き、バックを異なる色の小さな模様で埋め尽くすことで不思議な空間に仕上げるなど、表現が工夫されています。オクラの花は大人でも知らない人がたくさんいます。家庭菜園はいろいろなことを体験させてくれる“創造の場所”ですね。
ありだって生きている
浜建賞ありだって生きている
ありの巣をこわさないで
小学2年坂本 直柔
〈講評〉画用紙の上部を地上として、ありの穴が地下深く張りめぐらされている様子を丁寧に描いています。働きありが一生懸命働く姿からは、ありへの愛情が伝わってきます。オレンジの土の色と青い空の色が補色の関係となり、明るい鮮やかな色彩構成が素晴らしいです。
おいしいおにぎりいただきます
かくじゅう賞おいしいおにぎりいただきます
だいすきなおいしいおにぎりが、いつまでもたべられますように。
小学1年水津 光太
〈講評〉大きな口に、三角形の大きなおにぎりを食べる姿が描かれています。象徴的なものや興味を持った部分を大きく描く小学1年生らしい絵です。大きな目を開けて、両手でおにぎりを持ってかぶりつく様子は、可愛く迫力がある表現で素晴らしいです。
羽を広げて、良い環境と良い食の未来へ
豊岡クラフト賞羽を広げて、良い環境と良い食の未来へ
良い環境、良い食の未来に向かう力強い鳥を表現しました。
小学6年山田 純白
〈講評〉牛や犬、稲穂などが画面に配置されて、豊かな食の未来へ向かう力強い鳥が飛んでいく姿が描かれた構想画です。一つ一つのモチーフが水彩絵具で丁寧に描かれており、道路に描いた影は空を飛ぶ鳥の姿を強調しています。様々なモチーフを画面に構成して、自分の思いを表現する構想画は難しいですが、デッサン力と水彩画の技法に優れた作品です。
春キャベツの収穫
特別賞春キャベツの収穫
採れたての春キャベツはやわらかくてとてもおいしかったです
小学6年鶴見 琴音
〈講評〉畑の恵みを収穫するイキイキとした姿が描かれています。たくさんのキャベツは橫への広がりを強調しています。また、画面上部に向かっていく畑の道には遠近法が使われています。だんだん細くなる道が、畑の奥行きと広さを感じさせる、構図に大変優れた作品になっています。

主催など

主催
浜松・ベルン子ども絵画展 実行委員会
後援
  • 浜松市 / 浜松市教育委員会 / 在スイス日本国大使館 / 在日スイス大使館 / (公財)浜松市文化振興財団 / (公財)平野美術館 / 中日新聞東海本社 / 静岡新聞社・静岡放送 / K-mix
協力
  • (株)知久 / 八百久青果(株) / (株)浜建 / (有)米食角十 / (有)豊岡クラフト

こだわり

農業事業

美味しい夕食宅配